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福祉国家

法務局へ行きました。もう何度も行きましたが今日はまた会社の登記簿謄本を申請です。昔、まだお勤めをしていた頃は、法務局が裁判所のお隣で供託とか別の用事でも行っていました。(弁護士と公認会計士の事務所でお使いとお茶汲みとお電話番をしていた頃です)午後、母のところに介護福祉士さんと保健師さんがいらして下さいました。先日、股関節の手術で入院中に介護認定を受けたのです。母は”要支援2”ですので、軽い方です。認知症がある訳でもないのですが、人工股関節を入れたために不自由なことが起きて、介護保険を使ったサービスが受けられるのかどうかをお聞きしました。私が仕事をしているのでお掃除やお風呂その他の支援を受けられるかどうかをお聞きしたのですが、基本的には同居の家族が居る場合のお掃除の支援は難しいとのことでした。介護保険の適用が始まってすぐの頃は、申請された殆どの方があらゆるサービスを受けられたそなのですが、近年は被保険者の数が多くなり、若年・壮年の支える人達からの収入が足りなくなって来たのですね。高齢化社会の現実です。今日いらして下さった主任さんは私の大学の後輩でした。沢山の卒業生が今、社会の第一線で活躍されています。人に尽くすお仕事を選ばれて本当にご立派ですね。いつか私達の世代がお世話になる頃、どのようになっているのでしょうか。私が大学に入る頃に注目されて来た社会福祉国家への理想は、10年前に大学を卒業され今実践に立つ人達の理想と現実に近いものなのでしょうか。お年寄りも、障がい児者も、全ての人達に生きる喜びを与えてくれる国であって欲しいと願っています。
    seiko
by ange_seiko | 2011-04-06 20:42